埼玉県川口市におけるトルコ国籍の人物(一部はクルド人とされる)が関与した事件が度々話題になっています。
一体どんな事件があったのか不起訴となった事件などについて調べてまとめました。
【なぜ】川口市にトルコ人が多い?
川口市にトルコ国籍の人々(多くがクルド人とされる)が多く居住する理由は、歴史的・経済的・社会的要因が複合的に絡み合った結果です。
1990年代以降、トルコ政府のクルド人弾圧(PKK=クルド労働者党との衝突)や経済的困窮から、日本を含む海外へ移住するクルド人が増加しました。
民主党政権下で難民申請の受理が緩和され、申請者が急増し、川口市へのクルド人流入が加速していきました。
住みやすさ
川口市は製造業、建設・解体業、介護業で労働力不足が顕著。クルド人は特に解体業に従事し、2023年には中東系業者が7割(170社、1年で40社増)を占めています。
川口市は東京都心に近く(電車で20~30分)、家賃が比較的安いことや。
芝園団地など、外国人が集住する住宅も多いことがあげられます。
クルド人とトルコ人の違いと関係性
- クルド人:中東(トルコ、イラン、イラク、シリア)に住む先住イラン系民族。
- トルコ人:トルコ共和国の主要民族で、テュルク系(中央アジア起源)。トルコ語を話し、オスマン帝国の文化的伝統を継承。
川口市のトルコ国籍者(1513人、2023年、)の大部分はクルド人と推定されています。
「トルコ人=クルド人」と誤解されるが、トルコ国籍にはクルド人以外のトルコ人も含まれるそうです。

なんだか複雑です…
川口市のトルコ人不起訴の事件が多いと話題!






川口市におけるトルコ国籍者の不起訴件数(2023年~2025年)についてできるだけわかりやすく何が起こっていたのかまとめて紹介していきます。
①2023年7月 病院前大乱闘
概要:川口市安行原でトルコ国籍の男性同士による切り付け事件が発生。
約100人が病院に集まり騒動に発展。殺人未遂容疑で7人が逮捕されたが、2023年9月25日にさいたま地検で全員不起訴。
不起訴理由:地検は理由を公表せず。証拠不十分、推測では、集団乱闘の責任特定が困難だった可能性。
件数:7件(7人)。
②2025年3月 性的暴行事件(37歳男性)
概要:川口市内の公園で女性に乱暴したとして、トルコ国籍の無職男性(37歳、東京都新宿区在住)が不同意性交等の疑いで逮捕。2025年3月11日、さいたま地検が不起訴。
不起訴理由:地検は理由を非公表。推測では、証拠不十分(供述の矛盾、物的証拠不足)や示談成立の可能性。
件数:1件。


③2025年3月 傷害事件
概要:川口市でトルコ国籍のクルド人男性(36歳)が同居女性を殴り負傷させたとして、傷害の現行犯で逮捕。不起訴処分(詳細な日付は報道なし)
不起訴理由:推測では、示談成立、負傷の軽微さ、または証拠不十分。
件数:1件。
④ひき逃げ事件
2024年9月23日深夜、川口市前川の交差点で、トルコ国籍の少年(18歳、解体業アルバイト)が無免許で乗用車を運転。
2人乗りの原付バイクと衝突し、建設員の男性(17歳)が死亡、男子高校生(16歳)が意識不明の重体に。
容疑:自動車運転死傷処罰法違反(無免許過失運転致死)、道路交通法違反(ひき逃げ)。
逮捕:9月27日、県警が少年を逮捕。少年は「怖くなって逃げた」と供述
2025年5月15日時点で、不起訴の報道は未確認です
世間の声




度重なる事件により、川口市のトルコ国籍者の事件への注目を高めています。
クルド人すべてが悪いのではなく、また犯罪が起こらないよう、無免許も不法滞在者もしっかりと対応してほしいとの声が多くありました。